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キーフレームアニメーションと生成AIの今後について

レポート
キーフレームアニメーションと生成AIの今後について

CGでもモーショングラフィックスでも、
アニメーションを作る際にはキーフレームを打ち込んでいきます。

ただし、その打ち込み方は人それぞれだと思います。

モーショングラフィックスのアニメーションは、大きく分けると

各シーンに以下の3段階があります。

1. インのアニメーション

シーンが始まるときの動き。アニメーションの導入部分。

2. センターのアニメーション

シーンの決めとなる、一番見せたい部分の動き。

3. アウトのアニメーション

次のシーンへ移行するための、終わりの動き。

僕がモーショングラフィックスを制作する場合、

各シーンでこの3段階を意識してアニメーションを組み立てています。

では、どの段階からキーフレームを打ち込むかというと、

②の「センター」からです。

まず各シーンのデザインを作り込み、
そのシーンの「決め」や見せ場となる状態に持っていくタイミング、

つまり②のセンターの状態でキーフレームを先に打ちます。

次に、時間を遡って考えます。
最初に各デザインオブジェクトが
どの位置から、どのように入ってくるのか。

つまり①のインのタイミングでキーフレームを打っていきます。

①のインから②のセンターまでの動きをプレビューで確認しながら、
どこにどのような緩急をつけるかを考え、

イージング(動きの緩急)を調整していきます。

そこまで作り込めたら、

②から③のアウトのアニメーションへと進みます。

全体の流れを一通り確認したうえで、

細かい修正を行っていきます。

アウトのアニメーションと次のシーンのインのアニメーションは、
基本的に動きを連動させるため、

次のシーンも意識しながら③のアウトを設計します。

このような流れで、アニメーションを組み立てています。

アニメーションとAI

ここまで書いたアニメーション制作の流れが、
今後AIによってどのように改善されていくのかを考えてみると、
After EffectsやBlenderなどのCGソフトの
キーフレームを打ち込むタイムライン上に、

プロンプトを入力する欄ができるのではないかと想像しています。

例えばCGで、
キャラクターが机の前に座り、何かを書いているシーンにおいて、
腕の動きに対して
「書き物をしているアニメーション」
とプロンプトを入力すれば、

自然なキーフレームを自動で生成してくれる。

そして、その動きをベースに、

最終的なクオリティは手作業でブラッシュアップしていく。

まさにアシスタント作業を高速で行ってくれる存在として、

制作効率が大幅に向上するのではないかと考えています。

ただし、モーショングラフィックスのように
抽象的なモーションになると、

プロンプト化が難しい場合もあります。

そういったケースでは、
最初から自分でアニメーションを作ったほうが

結果的に良い、ということもあるかもしれません。

そのため、僕はアニメーションの技術向上に努めつつ、
AIを効果的に活用する方法を常に模索していく必要があると考えています。

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